MASUMIのモードなイスタンブール Vol.13
Mutlu yıllar! 例年に比べ暖かい日々が続くイスタンブールですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今年の大晦日の私の住むCaddebostanのBağdat Caddesiも、例年通りたくさんの人で賑わい、小さな花火が上がってカウントダウン。通りを飾るイルミネーションにライトイトアップは、やはりYılbaşı気分を盛り上げて...
Mutlu yıllar! 例年に比べ暖かい日々が続くイスタンブールですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今年の大晦日の私の住むCaddebostanのBağdat Caddesiも、例年通りたくさんの人で賑わい、小さな花火が上がってカウントダウン。通りを飾るイルミネーションにライトイトアップは、やはりYılbaşı気分を盛り上げて...
2023年が明けて、早数週間。「光陰矢の如し」とは、よく言ったものだ。もう去年の話になるが、2022年の暮れにトルコ国営放送TRTのスポーツ専門チャンネルに合わせたら、フィギュアスケート世界選手権の模様が放映されていた。美しいものに目がないので、それがスポーツであってもいつも釘付けになってしまう。い...
前回コラムにも書いたが、長く患った爪周囲の感染症・ひょう疽(そ)がようやく治った。抵抗力が弱っているのだろうか、傷もオデキもなかなか治らない。あー、イヤだイヤだ。 ところで、ふいに思い立ってアンカラを訪ねてきた。トルコ最大都市であるイスタンブールが首都だと思われがちだが、実はこの国の中枢はアンカラ...
前回、憤りや怒りが書く原動力になっていると書いたが、今回は痛いから書く。左手薬指の先がめっちゃ痛い!10日ほど前だろうか、爪の横からチョロッと飛び出ていたささくれを取り除こうとしたら、ビリッと深くまで剥いてしまった。ウッ・・・。パンデミック以降頻繁に手を消毒する癖がついて、もともと乾燥肌なのが余計...
私がトルコについて「書きたい!」という衝動に駆られるのはどういう時かと問われると、「どういうことや?!」「なんでやねん?!」「めっちゃ腹立つわー!!」といった憤りや怒りが原動力である場合が殆どだ。そしてトルコは毎日ネタで溢れかえっている、いい意味でも悪い意味でも。 去る10月14日、黒海地方バ...
先日、ある方に私がたまに行くトルココーヒー占いカフェを紹介したら、ものすごく良く当たる占い師に見てもらえたそうだ。ところが私はその占い師の存在を知らず、俄然興味が湧いた。以前男性で良い占い師がいたが、その人ではなさそうである。 お礼の連絡をもらったその翌日。私は夫フローラと些細なことで大ゲ...
先日、トルコ人の友人から割礼式に招待された。彼の10歳の息子が割礼し、その披露宴を催すというのだ。結局諸事情により出席は叶わなかったが、割礼式と聞いて懐かしく忘れがたい思い出が蘇った。ところで割礼とは、イスラム教徒の男子が子どもの頃に行う儀式で、要は生殖器の先っぽの余分な皮をちょこっと切除すること...
青い空に青いボスポラスが美しい真夏のイスタンブール。皆さま、素敵なバケーションを過ごされていますでしょうか。私はこの時期のイスタンブールが大好きなのですが、なぜなら、この混沌とした都会から一気に人々がエーゲ海に流れ、少しだけ落ち着いたイスタンブールを独り占めしている気分になるからです。とは...
前々回のコラム『キラ難民』で今住むアパートの賃貸契約更新が近づいていること、そしてトルコで異常な家賃高騰が問題になっていることに触れた。あれから私たちは大家となんとか合意に至り、当面はキラ難民になることは避けられた。ところが合意に至ってから、腰の重かった政府がようやく対策に乗り出し(遅い!)、今...
夫フローラのダイ(トルコ語でDayı=伯父)が、突然亡くなった。享年73歳。どちらかと言うと無口だがいつもニコニコ穏やかで、私にも息子ポケモンにも優しく接してくれた良い人だった。 ダイが死去したその日、夏場ということもあって同日のうちに葬儀を執り行うことになり、私達も慌ただしく隣県のダイ宅に駆けつけたの...