新型コロナウイルス関連情報(83)ーもしコロナウイルスに感染してしまったら？

2022.03.15トラベルガイド

この数週間、弊社の問い合わせやPCR出張検査で増えつつある『日本への帰国準備で受けたPCR検査結果が陽性だった』ケース。トルコでは今月3日からマスク着用の緩和やHESコードの確認及び陰性証明書の提出に関する規定が緩和されるなど、コロナ感染者数は減少傾向にあるもののいつどこで感染してもおかしくない状況となっています。特に日本のように水際対策をとっている国への渡航には十分注意が必要です。そこで、万が一コロナウイルスに感染してしまった場合、どのような対応になるかをレクチャーします！

陽性になった場合・・・

保健省から連絡が入る、または連絡する（PCR検査時に登録した番号、入国フォームに登録した番号など）。自宅やホテル隔離する旨、体調が悪くなった時の緊急連絡先(112番)、薬の有無などの案内を受けることができる。

ホテル滞在中の場合は、ホテルに陽性になった旨報告して滞在期間延長を申し出。隔離期間中のチェックアウトは基本的には認められていないためホテル側が滞在延長を断ることはない。

陽性判明日を1日目とし、5日目に自主検査をし陰性であれば隔離終了。

自主検査をしない場合は、8日目から通常の生活に戻ることができる。

隔離中に体調が悪くなった場合・・・

112番に連絡救急車手配病院搬送入院。

HESコードでのチェックは撤廃となったため、陽性者の行動追跡等はなし。

基本的には買い物や食事等もデリバリーのみ。

飛行機の予約のある場合でも、陽性がでたら保険省確認の通り最短5日間は隔離となるため搭乗不可。^※仮に5日以内にもう一回受けて陰性だった場合でも、PCR検査がパスポート番号と紐づいているため搭乗時に拒否される可能性が高い

ワクチン接種済の場合、濃厚接触者の隔離は無し。

渡航したい場合は搭乗可能。

ワクチン未接種の場合、陽性者と同様隔離が必要。^※お子様で未接種者がいる場合は注意が必要

陽性者本人

8泊9日強制隔離

9日後の検査なし隔離施設出所

同行者

”濃厚接触者”とみなされる。陽性者がオミクロンの場合＝7日間、オミクロン以外の場合＝14日間隔離（自宅や手配ホテルなどでの隔離）の指示が入る。

通常の自主隔離とは事情が違う施設での隔離で苦労したという声が多く届いています。そこで隔離施設でトルコから持参して役に立ったという商品をご紹介します。

指定ホテルで想定される環境

電子レンジなし
湯沸かしポットあり
オンラインショッピングや差し入れ可能（事務局員が開封に立ち会い）
禁止物〜アルコール、たばこ、要冷蔵・冷凍食（一部喫煙可施設も有、選択不可）
食事は3食弁当（味噌汁なしも多い。ペットボトルのお茶or水付き）
コーヒー、お茶などの備え付けなし
Uber等でオーダー可能、受取までに要時間
隔離施設には配達しない方針のオンラインスーパーが多数
洗濯は予約制

お湯で調理できるインスタント食品

特にこの時期はお弁当が冷えていることが多く、温かいものが恋しくなります。そこでトルコからインスタントスープなどを持参すると意外に役に立ちます。クノール製Domates çorbası(トマトスープ）やMantar çorbası（マッシュルームスープ）はなかなか美味。ほかにもお湯を注ぐだけのカップラーメン等も小腹が空いた時には“トランクに入れておいてよかった”と思える商品です。