イスタンブール健康NAVI vol.9

Istanbul Navi 2021年8月号

 

 

2021年8月現在、トルコからのすべての入国者及び帰国者については検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機、入国後3日目に改めて検査となっています。実際に、どのような段取りになっているのかしら……?と不安に思うトルコ在住日本人の方々も多くいらっしゃることと思います。そこで今回は、みかづきファミリークリニックのスタッフ・伊藤美香さんによる『トルコから日本への一時帰国に関するレポート』をお届けします。

 

 

2021年8月5日にアシアナ航空を利用し、イスタンブールから韓国経由で名古屋へ帰国予定でしたが、渡航日当日に予定していたフライトがキャンセルになったと連絡が……。とても焦りましたが、アシアナ航空に猛交渉の末、同日のトルコ航空羽田直行便を手配してもらうことができました。本来は1週間前に8月の全名古屋行きフライトのキャンセルが決まっていたそうですが、連絡の遅延により、今回は特別(?)にトルコ航空直行便を手配してもらえた模様です。

運がいいのか悪いのか……日本の家族の協力もあり、東京で3日間のホテル隔離後には名古屋から空港へ車で迎えに来てもらったため、事なきを経て無事に帰国することができました!

イスタンブール空港でのチェックイン時(22時頃)は人が少なく、意外にスムーズでした。病院発行のPCR検査結果と厚生労働省フォーム「COVID-19に関する検査証明」 が必要で、チェックイン時と搭乗までに何度か空港スタッフによる確認がありました。

* 検査結果等は印刷しておいた方が確認がスムーズです!

 

チェックイン後に免税エリアに入ると、多くの乗客がいました。深夜にもかかわらず、空港内のお店やレストランのほとんどが営業していました。

私の搭乗したトルコ航空羽田便(TK198)は、日本人やトルコ人でもない(恐らくイスタンブールでトランジットしているアフリカ系?)外国人の乗客が多かったのですが、全体的には2〜3割程の乗客数で、空席が圧倒的に多かったです。搭乗後は直ぐに寝てしまい、夕食などはスキップしてしまいましたが、日本上空あたりで朝食が配布されました。が……、通常の機内食に比べてかなり質素(?)な朝食で、ほとんど食べることができませんでした(トルコ航空なのにパンも美味しくなかった……泣)。入国後、隔離先ホテル到着まで何時間かかるかはわからないため、エネルギーになるようなものを持参しておけばよかったなとちょっと後悔です。

日本着陸前にフライト内で配布される書類は、機内で記入しておくとその後の審査がスムーズに進みます。フライトから降りる時は、ファースト・ビジネスクラスの乗客の次に日本国籍の乗客、その後外国籍の乗客が降りるよう案内がありました。その後は順次、書類やスマートフォンのアプリ、携帯通知設定の確認など、数カ所のチェックポイントがあります。各チェックポイントまではかなりの距離を歩きます。

どのポイントでも空港スタッフが親切にサポートしてくれますが、事前に可能な限り厚生労働省のサイトで確認し準備(アプリのダウンロード・設定)しておくことをおススメします。質問表も事前にバーコードを携帯に保存しておくと便利でした。

* 日本の空港内での作業でも問題ありませんが、長時間フライト後のため極力スムーズにスタッフの確認が行われると気分が楽でした!

最後に唾液によるPCR検査がありましたが、思っていたよりも少量の採取で2〜3分で提出完了。その後、ホテル隔離が必要な乗客と不要な乗客がそれぞれ別々の待機場所へ別れ、私の場合は検査結果判定までに45分程待ちました。この検査結果が判明後に、入国審査場所への移動までに20分程待機があり、この場所で唯一飲み物とお菓子の自動販売機があり、自由に購入が可能でした。

* 入国後は強制隔離ホテル行きのバスへ直行のため、コンビニなどに寄ることは認められていませんでした。また、スーツケースの宅配も認められませんでした。

この待機場所から入国審査までは20名程度の乗客がまとめられ、その後はこのグループごとに空港スタッフが2〜3名、入国審査、預け入荷物の受取、関税申告、バス乗車まで同行します。今回、私が滞在することになったホテルは羽田空港からバスで2分程のVILLA FONTAINEというオープン前の新しいホテルでしたが、到着まで自分が向かっているホテルのアナウンスなどはなく、まるでミステリーツアーさながらでした(オープン前ということで、残念ながらホテル写真はご紹介できません)。

ホテルに着くとチェックインを行い、最後にお弁当を受取って入室、その後は退所まで一切部屋から出ることはできません!! 私の滞在したホテルは、電気ケトルとミネラルウオーター、フィルターコーヒー、緑茶・紅茶が各6つずつ準備されていました。バスタオルや歯ブラシも各6つありました。

ホテル滞在中の食事は久しぶりの日本食で、美味しく有り難かったです!毎回、お茶がついていました。

ホテルの環境は快適でしたが、一切外出出来ないことから、なかなか時差ボケが治リませんでした。個人的には3日間の隔離は久しぶりに日本のテレビを満喫し、Amazon Primeなどの動画で楽しく過ごせましたが、さらに長期の隔離生活となる場合、もっと工夫がなければ厳しいなと思いました。

 

 

新型コロナに対する水際対策が一刻も早く解除され、以前の様に普通に帰国できる環境に戻ることを願います!!

 

みかづきファミリークリニック


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